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Q&A:

油脂/ワックス技術用語
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Q: ケン化 とは

 
   
 

 石鹸にすること。次項参照。

 
   
 

Q: 石鹸 とは

 
   
 

 脂肪酸のカルボキシル基に苛性ソーダなどのアルカリが反応して、水を分離して生成する化合物の総称。

 苛性ソーダとの反応:
油脂(トリグリセリド)に直接アルカリを反応させても石鹸ができる。
(R1,R2,R3は脂肪酸が色々な場合があることを示している)

 
   
 

Q: 脂肪酸の製造

 
   
 

@上記石鹸を無機酸で中和して作る⇒ケン化分解法

  

 

 2RCOONa+H2SO4→2RCOOH+Na2SO4(芒硝)


◇ケン化分解法で脂肪酸を作ると以下の副生成物が発生する。

  a. ケン化でグリセリン          

  b.分解で芒硝
    (硫酸分解の場合。塩酸の場合は食塩NaCLが生成)          

          

A油脂の加水分解=直接分解法

           

油脂に高圧高温下(およそ50atm/250℃)で蒸気を吹き込む         


           
◇ 副生成物がグリセリンだけになる。

 
   
 

Q: フーツ とは

 
   
 

 フーツ=アルカリ油渣(さい)。油脂の脱酸では、油脂に苛性ソーダなどのアルカリを加え、遊離脂肪酸を中和して石鹸にしてしまう。石鹸水は油より比重が大きいので、静置すると油脂は上に、石鹸分は下に層を作る。この石鹸分をフーツと呼ぶ。主成分は石鹸で他に油脂を一部含んでいる。

当社では硫酸で分解して粗製脂肪酸とし、ボイラーの燃料に利用している。一般には工業用石鹸、クレンザー、脂肪酸原料に利用される。

 
   
 

Q: 中和 とは

 
   
 

 酸と塩基(アルカリ)を反応させること。中和反応で生成する化合物を塩(えん)と呼ぶ。

ケン化分解反応では 脂肪酸のナトリウム石鹸と硫酸の中和反応で芒硝が生成。

苛性ソーダと塩酸の中和反応では食塩が生成。

    NaOH + HCl → NaCl + H2O

 
   
     
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